深刻なトラブルも?シンパパとの再婚で気になる前妻との関係

シンママが、シンパパとの再婚で忘れてはいけないのが、シンパパの前妻の存在です。

前妻は、シンママにとっては他人でありながら、シンパパにとっては「元家族」、シンパパの子供に至っては、変わらず「お母さん」という特別な関係です。

そのため、前妻との関係によるトラブルは、複雑化・深刻化するリスクも高く、シンママにとっては大きな悩みの種です。

そこで、シンママがシンパパの前妻との関係に悩む体験談に基づいて、前妻に関わる深刻なトラブルを回避する対処法に迫ります!

再婚に当たって、「前妻の存在が気になる。」というシンママにとって、役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

前妻の存在に悩まされるシンママの体験談

シンママの京子さん(仮名)とシンパパの佑貴さん(仮名)は、子連れ再婚を控えて結婚準備中です。

新しいスタートに向けて幸せいっぱいのはずの京子さんですが、気になるのは佑貴さんの前妻の存在です。

佑貴さんはオープンな性格で、前の結婚生活についても、京子さんに隠さず話してくれます。

京子さんは、隠し事をしない佑貴さんを信頼する一方で、佑貴さんが、前妻の真弓さん(仮名)のことをよく話題に出すことが気になっています。

佑貴さんの前妻である真弓さんは、才色兼備で自立した女性です。

佑貴さんとの離婚原因も、真弓さんが仕事に集中したいということが主な理由のようです。

どちらかといえば、結婚後は家庭に入りたいタイプの京子さんとは、真逆なタイプの真弓さんの話を聞くたびに京子さんは、穏やかではいられません。

更に、佑貴さんの子供と真弓さんも頻繁に面会しているようで、再婚後、佑貴さんの子供が自分を母親として認めてくれるかも京子さんの心配の一つです。

京子さんは、再婚前に前妻に関する悩みを解消させたいと思っていますが、佑貴さんにどのように切り出せばいいかわからず、悩んでいます。

シンパパと前妻の関係に関する悩みの2つのタイプ

シンパパと前妻の関係に関する悩みは、大きく分けるとお金に関する悩みと前妻と自分を比較する悩みの2つのタイプに分かれます。

それぞれのタイプについて、詳しく解説します。

お金にまつわる悩み、慰謝料は深刻なトラブルになるケースも

離婚によって発生するお金の代表的なものは「慰謝料」と「養育費」です。

慰謝料は、通常は不倫やDV等の婚姻関係を破綻させた原因を作った方が、被害を受けた方に支払うお金です。

しかし、中には離婚に非がないにも関わらず、シンパパが慰謝料を支払っているケースがあります。

実は、シンパパの中には、離婚後の前妻の生活を心配して、生活費や家賃等を慰謝料という名目で援助している人も多いのです。

この場合は、シンパパは再婚によって新たな家計費が発生するため、シンママとしては前妻への援助を終わりにしてほしいところですよね。

しかし、シンパパの再婚によって、生計が維持できなくなることを心配した前妻が、シンパパの再婚を妨害したという例があり、トラブルになるリスクが高いケースと言えます。

養育費はシンパパの場合、前妻からもらっている可能性あり

シンパパは、離婚後子供を育てていますので、前妻から養育費をもらっている可能性があります。

京子さんの場合も、佑貴さんと前妻である真弓さんの離婚原因は真弓さんが仕事に集中することです。

そのため、真弓さんには経済的余裕があり、佑貴さんに養育費を支払っている可能性が高いでしょう。

養育費は、佑貴さんが再婚することによって、真弓さんが申し出れば減額することが可能です。

一方で、京子さんも前夫から養育費をもらっていれば、佑貴さんとの再婚によって、減額される可能性があります。

つまり、再婚によって、二人の収入が大幅に減る場合があるということです。

そのため、再婚後の収入が予想を大きく下回り、それが原因で家族仲が険悪になることもあり得ます。

未練有り?前妻に対するシンママのジェラシー

佑貴さんにとって、何の悪気がなくても、京子さんにとって真弓さんの話が耳に入ることは、気持ちの良いものではありません。

特にそれが、真弓さんに対する誉め言葉や、自分にはない魅力を伝えるものであれば、京子さんが真弓さんに対してコンプレックスを抱くのは当然のことでしょう。

シンママの中には、同じような状況下で「もしかして、前妻にまだ未練があるのでは?」と、シンパパの気持ちまで疑ってしまう方もいるようです。

相手に疑いの気持ちが生まれてしまうと、意識していなくても関係がぎくしゃくしてしまい、再婚にストップをかけてしまうこともあるかもしれません。

前妻とシンパパの子供との関係に関するシンママの悩み

シンパパの子供と前妻の関係は、何があっても「親子」で、変わることはありません。

しかし、シンママにしてみれば、再婚して新しい家族ができたら、自分のことを母親として認めてほしいと思うでしょう。

そのため、前妻とシンパパの子供が頻繁に会っていると聞くと、心がざわついたり、イライラしたりしてしまうシンママも多いようです。

シンママが前妻の存在に悩んだ時の3つの対処法

シンママとシンパパ、前妻との関係は、それぞれの子供まで含めると複雑化しやすく、トラブルに発展する可能性も高いです。

しかし、シンママにとっては、どこまで踏み込んでいいかわからない繊細な問題の為、シンママ自身の中で悩みをため込んでしまう傾向もあるようです。

そこで、シンママが前妻の存在に悩みを抱えた時の効果的な3つの対処法を紹介します。

お金の問題は時には証拠を残すことが大切

再婚相手に悩みを打ち明けにくい前妻に関する悩みですが、お金の問題は必ずはっきりとさせましょう。

シンパパと前妻との間のお金のやり取りを明確にすることが大切です。

再婚によって、慰謝料や養育費に変化が起きるようならば、書面でその内容を残すこともおすすめです。

ステップファミリーで再婚後に問題になりやすいのは、お互いの前の家族とのお金のトラブルです。

新しい家族を軌道に乗せるためにも、お金に関する悩みは再婚前に解消しておくことが大切です。

前妻の話をされることは「嫌だ。」とはっきり伝えてみる

京子さんが、真弓さんの話をされることで、コンプレックスを抱えていることやストレスを感じていることは、もしかしたら佑貴さんは気が付いていないかもしれません。

一般的に、男性は女性に比べてデリカシーに欠けていると言われており、前妻の話をすることに何のためらいもないシンパパも実際に多いです。

そこで、シンママが我慢するのではなく、嫌なことは嫌とはっきりと伝えることがおすすめです。

今後、新しい家族を築いていくためにも、初めのうちに「NO」とはっきり言えるような関係にしておくことがポイントです。

トラブルが深刻化しそうなら専門機関に相談しよう

家族が複雑化すればするほど、家族が抱えるトラブルも複雑になっていきます。

特に、前妻とシンパパの子供の関係に、安易にシンママが踏み込むと取り返しのつかない深刻な問題が発生する可能性もあります。

複雑で繊細なトラブルには、シンママの気持ちのみで行動するのではなく、専門機関のアドバイスを受ける方法もおすすめです。

ステップファミリーはそれだけで、リスクの高い家庭とされます。

そのため、各自治体の児童相談所でも子育て相談や育児不安として相談を受け付けてくれます。

また、NPO法人などのステップファミリーを支援する団体もたくさんあります。

そのような機関では、専門家が専門的な視点から適切なアドバイスをしてくれます。

虐待や非行等のリスクを早い段階から回避するためにも、自分の自治体にどのような支援があるかを事前にチェックしておくと良いでしょう。

再婚で前妻の存在が気になるシンママの悩みのまとめ

シンママにとっては完全に他人でありながら、無視することができない大きな存在であるのが前妻です。

「気にしていると思われたくない。」「度量が狭いと思われたくない。」という思いから、前妻に関する悩みを公にできないシンママも多いです。

しかし、再婚によって家族の中心となるのは前妻ではなく、シンママ自身です。

自信を持って、はっきりさせることや嫌と言うべきところは主張していくことが大切です。

再婚相手に伝えにくい悩みや、深刻化しそうなトラブルには専門機関のアドバイスを受けることも有効です。

こちらの記事では、シンママが再婚によって抱える悩みについて相談できる専門機関を紹介しています。

@相談できる専門機関

また、こちらの記事では、シンママがシンパパと再婚する際に陥りやすい悩みについて紹介していますので、併せて参考にしてくださいね。

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