防犯グッズを徹底検証!シンママが子供の安全を守る方法
シングルマザーの子供は、小学生以降になると子供だけで留守番したり、行動したりすることが増えてきます。
仕事をしている間は、子供の安否が確認できず、不安を抱えながら仕事をするシングルマザーも多いです。
誘拐や傷害など、子供を巻き込む事件がニュースになることが後を絶ちません。
また、犯罪だけでなく事故や天災からも身を守ることが大切です。
被害の大きさに関わらず、子供に何かあってからでは手遅れです!
そこで、子供の安全を守るための防犯グッズについて検証してみました。
ぜひ、参考にしてくださいね。
昔ながらの防犯グッズは費用が掛からずお手軽
昔からある防犯グッズは、最近では100円均一でも購入が可能です。
費用の負担がかからず、すぐにでも導入することができます。
その反面、能動的なグッズがほとんどなので、使い方や使う場面を事前に子供としっかりと決めておくことが大切です。
防犯アラーム(防犯ブザー)は防犯グッズの定番
防犯アラーム(防犯ブザー)は、小学校入学時に生徒全員に配布される地域も多く、定番の防犯グッズです。
持っていることをアピールするだけで、不審者への抑制になりますし、子供自身も安心感を得ることができます。
価格は安いものなら100円からありますが、いざという時に役に立たないと困りますので、機能がしっかりしたものを選ぶことをお勧めします。
高いものでも2,000円程度で購入できますが、機能がきちんとしているものであれば1,000円前後のもので大丈夫です。
(公財)全国防犯協会連合会の推奨品である『クツワ STAD 防犯アラーム』には、通常タイプと防水タイプがありますが、おすすめなのは防水タイプです。
防水保護等級の5級を取得している『クツワ STAD 防犯アラーム SL022BL』は、生活防水はもちろん、墳流水(ホース等で水を直接かけると同程度)にも耐えることができるので、ゲリラ豪雨など集中的豪雨で濡れても心配ありません。
子供の安全を考えたら高いものではないので、1つランドセルに付けておくことを強くおすすめします。
防犯ブザーは、お手軽に導入できる反面、子供がうっかり鳴らしてしまったり、とっさの時に、「使い方がわからない!」ということもよくあります。
使い方や、使う場面などを事前に親子でよく話し合うことが大切です。
防犯ステッカーは防犯ブザーとの併用で効果倍増
防犯ステッカ―は、暗い場所で発光するステッカーをランドセルなどに貼ることで、事故や犯罪から身を守る防犯グッズです。
防犯ステッカーには、「防犯ブザー所持中」など抑止効果が期待できるメッセージがプリントされているものもあり、防犯ブザーと併用することで防犯効果が倍増します。
価格は、300円~1,000円程度で、ホームセンターなどで購入できますが、Amazonや楽天も安いです。
非常用笛は、事故や天災にあった時にも効果あり
非常用笛は、犯罪に遭遇した時に鳴らすことで、犯罪を未然に防いだり、周りの人に危険を知らせることができます。
100円均一の物でも十分に音が出るものもありますが、少し弱いものもあります。
すでに100円均一の物を持っていて音の大きさに満足できない方には、スポーツ競技の審判用ホイッスルを作っているmolten製がおすすめです。
巨大アリーナで観客の大歓声にも負けないでピッチに響き渡る大音量を出すことができる『サッカー審判員用ホイッスル バルキーン サッカープロセット』は安心感抜群ですが、4,000円以上するのが難点です。
非常用に準備する分には、250円のエントリーモデルで十分でしょう。
本格的な非常用笛は100円ショップのものに比べるとお値段2倍以上ですが、防犯対策だけでなく、事故や天災にあった時に役立つものなので、奮発(?)しても良いかもしれません。
万一事故や地震で生き埋めになった時には、非常用笛を鳴らすことで、捜索隊に自分の居場所を知らせることができますが、そのためには軽い力で長時間吹き続けることができるかが重要なためです。
最新の防犯グッズはハイテクによる安心感が魅力
最新の防犯グッズは、GPS機能を使って位置確認ができたり、警備会社が安否確認をしてくれたり、とにかく安心感が違います。
帰りが遅いシングルマザーや、休日にも仕事に行くことが多いシングルマザーには特におすすめです。
反面、費用負担が大きく、子供自身の防犯意識が薄れてしまうというデメリットもあります。
子供用携帯電話は防犯に特化したものを選ぶのがおすすめ
子供が小学校に入学すると、持たせ始める保護者も増える子供用の携帯電話。
通話やメールも便利ですが、選ぶなら防犯に特化したものがおすすめです。
子供用携帯電話おすすめ2社
GPS機能が優秀!docomoのキッズケータイ
docomoのキッズケータイのGPS機能、「イマドコサーチ」は、子供の居場所を検索することが可能です。
子供は、遊びに夢中になると帰る時間を忘れたり、携帯を置いたまま遊んで、着信に気が付かなかったりすることも多いです。
なかなか電話がつながらないと、シングルマザーはとても不安になりますよね。
そんな時に、「イマドコサーチ」を使うと、子供の居場所がすぐにわかるので便利です。
しかもイマドコサーチの利用料金は月額200円、GPS検索一回につき5円と費用負担が少ないのが魅力です。
docomoキッズケータイ詳細情報:
公式ホームページ
セコムと共同開発!本格的な防犯が可能なauのマモリーノ
auのマモリーノは、大手警備会社セコムとコラボした子供用の携帯電話です。
子供が持ち歩くことを前提に、防水・防塵対策がしっかりとされています。
マモリーノのGPS検索の特徴は、子供が防犯ブザーを鳴らすとその後、5分ごとの移動経路が地図上に示される「移動経路通知」があるところです。
移動経路の地図のURLが保護者のメールに送付され、確認することができます。
auマモリーノ詳細情報:
公式ホームページ
防犯端末は携帯電話をもたせたくないという方におすすめ
余計な機能はないといっても、「やっぱり子供に携帯電話を持たせるのは不安。」という方におすすめなのが、警備会社の防犯端末です。
警備会社と直接契約するので、その防犯性はかなり高いと言えます。
防犯端末おすすめ2社
「ココセコム」は、費用が安く取り入れやすい
セコムが提供する「ココセコム」は、通話など余計な機能が一切なく、防犯に特化した端末です。
月額料金900円から利用できます。
子供の緊急時、セコムにワンタッチで通報ができ、隊員が現場急行をしてくれます。
セコムは拠点も多いので、迅速に緊急時に対応できるところもメリットです。
ココセコム詳細情報:
公式ホームページ
「まもるっく」は、機能が豊富で安心感がある
アルソックが提供する「まもるっく」は、豊富な機能で様々な場面を想定した防犯端末です。
月額料金1,100円から利用できます。
ココセコムとの一番の違いは、通話機能がついているところです。
ハンズフリーでの通話が可能なので、緊急時にも安心です。
まもるっく詳細情報:
公式ホームページ
子供の安全を守る防犯グッズのまとめ
子供の安全を守るための防犯グッズは、シングルマザーが安心して仕事をするためにも、導入することを強くおすすめします。
昔ながらの防犯グッズは、取り扱い方を子供が理解しておくことが必要です。
子供任せになってしまう面もありますが、子供自身の防犯意識を高めることができます。
最新の防犯グッズは、安心感がありますが、費用の負担や子供自身の防犯意識が薄れてしまう可能性があります。
どちらのグッズにもメリット、デメリットがあるので、価格や子供の年齢、1人になる時間の多さなどを総合的に考えて、防犯グッズを選びましょう。
こちらの記事では、防犯面だけでなく、シングルマザーが安心して仕事をするために子供に身につけさせたい生活技術を紹介しています。
あわせて、参考にしてみてくださいね。
おまけ~地域で子供の安全を見守る取り組み
核家族の増加で、シングルマザー家庭に限らず、家庭で子供を見守ることが難しくなってきました。
そこで、地域ぐるみで子供のことを見守っていこうというように社会が変わってきています。
「子ども110番の家」は、地域に設置されており、子供が危険や緊急事態に陥ったときに駆け込むことができる場所で、通報、保護をしてくれる施設です。
民家やコンビニ、ガソリンスタンドなど様々な施設が役割を担ってくれています。
1997年に神戸市で起こった「神戸児童連続殺傷事件」をきっかけに全国に設置が広がるようになりました。
気をつけて地域を歩いてみると、あらゆるところに「子ども110番の家」のステッカーが貼られていることに気付くと思います。
このような取り組みをシングルマザーとその子供が知っておき、いざというときのためにどこに「子ども110番の家」があるかを把握しておくことは、とても大切です。
子供とお散歩がてら、自分の住んでいる町の「子ども110番の家」を確認しておきましょう。