シンママが再婚で感じる罪悪感とは?打算的な再婚は罪なの?

シンママの再婚では、再婚が近づくにつれ「自分の気持ちがわからない。」と悩むシンママが意外と多いです。

シンママの再婚は、独身女性の結婚とは異なり、自分だけではなく子供の未来も関わってきます。

そのため、純粋な相手への好意だけでなく、打算的なことを考えてしまうことも当然あるでしょう。

シンママの中には、このことへの罪悪感や違和感で、再婚することに悩んでしまう人もいるようです。

そこで今回は、再婚に対して自分の気持ちに自信が持てなくなったシンママの体験談とその時の解決法を紹介します。

「本当に好き?」自分の気持ちが分からないシンママの体験談

洋子さん(仮名)は、小学生の男の子二人を育てるシンママです。

前夫との離婚後は、自身のパート収入のみで生活をしており、生活は非常に苦しい状況です。

そんな時に、学生時代の同級生だった正さん(仮名)から、交際を申し込まれました。

正さんは、昔から洋子さんに好意を持っていましたが、洋子さんが離婚をしたと聞いて、正さんがアプローチをかけたことをきっかけに、二人は交際を始めました。

正さんは、「すぐにでも洋子さんと再婚したい。」と望んでいます。

正さんは、独身で正社員として安定した収入もあります。

洋子さんの子供のことも考えてくれ、「二人の子供を大学まで責任を持って卒業させる。」と言ってくれています。

実際に、交際中も食事をごちそうになったり、旅行に連れて行ってもらったりしています。

二人の子供も洋子さんとはできない体を使った遊びや、男同士の会話を楽しんでいるようです。

正さんからの再婚の申し出に、一時期は洋子さんも乗り気でしたが、再婚話が具体的になるにつれ、「本当にこれでいいのか。」と悩むようになりました。

なぜなら、再婚が近づくにつれ「子供の将来や生活苦から抜け出すために正さんを利用しているだけでは?」という罪悪感に苦しめられるようになったのです。

自分の気持ちが分からなくなった洋子さんは、最近では正さんと会うことも辛くなってしまいました。

シンママが再婚で自分の気持ちに悩んだ時の3つの解決法

洋子さんのように、再婚に対する自分の気持ちに悩んだ時の解決法を3つ紹介します。

「相手のことが好きなのかわからない。」「自分の気持ちがわからなくなった。」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

結婚=恋愛ではないことを割り切って考える

一つ目の方法は、結婚と恋愛を同じ土俵で考えないことです。

洋子さんが正さんに抱える罪悪感の一つに、正さんとの再婚によって、現在の生活苦から逃れられるという打算があることが考えられます。

「お金のために結婚する。」というのは、特に日本人は否定的に感じる人が多いようです。

なぜなら、日本では「お金よりも気持ちが大事」ということが昔から美徳とされてきたからです。

しかし、結婚は生活であり、生活にはお金が必要です。

経済的な安定というのは、結婚生活に欠かせないポイントであり、洋子さんが再婚の理由を経済的な安定に求めたからといって否定されることではありません。

正さん自身も経済的に洋子さん親子を支えていくことを明言しており、洋子さんが罪悪感を持つ必要はないのです。

逆に、どんなに大恋愛の末に結婚してもお金のトラブルが原因で破局してしまう夫婦は多くいます。

結婚=生活であり、結婚=恋愛ではないということを割り切って考えることも大切です。

もちろん、好意を持っていない相手との再婚は、再び失敗するリスクが高いので、お互いに好意を持っていることが前提ですよ。

再婚に対して「誰かのために」という気持ちは捨てる

二つ目の方法は、「再婚は自分のためにする」ということを自覚することです。

洋子さんには、二人の小学生の男の子がいます。

シンママの中には、男の子の子供を育てていると、「やはり男の子には父親がいた方が良いのでは?」と考える人もいます。

もしかしたら、洋子さんも正さんと楽しく過ごす二人の子供を見ているうちに「子供のために父親を作ろう。」と考えたのかもしれません。

しかし、この考えは捨てることがおすすめです。

なぜなら、「誰かのために」再婚を考えると、自分の本当の気持ちが見えなくなってしまうからです。

再婚は、あくまで自分自身がするものです。

洋子さんももしかしたら、「子供のために父親をつくろう。」と考えたことで、自分の気持ちが分からなくなったのかもしれません。

再婚を考える時は、「自分が幸せになれるかどうか。」を基準に考えなくてはいけません。

シンママ自身の幸せには子供の幸せも含まれています。

自分の幸せをないがしろにしていては、他人を幸せにすることは決してできません。

経済面、精神面等を総合的に考えて、「自分のために」再婚することが幸せかどうかを考えることがポイントです。

絶対ダメ!再婚相手と元夫を比べること

三つ目の方法は、再婚相手と元夫を絶対に比較しないことです。

なぜなら、誰かと比べてしまうことで、人は相手の本質を見ることができなくなってしまうからです。

特に再婚相手が自分に好意を持ってくれていると、相手の欠点に目をつむってしまうものです。

本来なら絶対許せないことでも、元夫と比べることで、「あの人よりはマシかも。」と許容してしまうこともあるかもしれません。

しかし、これでは再婚相手に元夫よりもマシなところを探すことで、再婚を自分自身に無理矢理納得させてしまう危険があります。

違和感を持ちながら、無理矢理自分を納得させても、再婚が近づくと不安が大きくなるのは当然のことです。

そのため、再婚相手と向き合う時は、元夫とは比較せず、再婚相手のことだけをしっかりと考えるようにしましょう。

再婚相手に気になることがあったら、元夫と比べるのではなく、再婚相手と話し合ったり正直に話して解決するべきでしょう。

シンママが再婚で自分の気持ちが分からなくなった時のまとめ

シンママにとって、再婚は一度失敗した結婚への再チャレンジです。

一般の結婚でもナーバスになる女性は多く、再婚となると更に神経質になるのは当然のことです。

特に、自分の気持ちに自信が持てないと、再婚への最後の一歩を踏み出すことをためらってしまいますよね。

そんな時は、今回紹介した方法を試すことで、自分の気持ちを見つめ直すことができますよ。

周りの意見や常識にとらわれず、シンママが幸せをつかむには、「自分はどう思うか」を大切にすることがおすすめです。

ぜひ、試してみてくださいね。

こちらの記事では、シンママが再婚する時に抱える他の悩みについても紹介しています。

併せて参考にしてください。

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