シンママ母子家庭の節約術!格安スマホとWiMaxを活用するとどうなる!?

母子家庭を守るシンママは、女手一つで子供を育てなければならないため、しっかり働いていたとしても、日頃から節約を意識している方が多いでしょう。

そんなシンママの頭を悩ますのが、意外とお金がかかるのがスマホ代です。

スマホそのものも1台数万円とパソコン並のお値段がする上に、月々の通信費も馬鹿に出来ません。

そんなスマホ代やインターネット代を少しでも浮かせるためには、格安スマホやWiMaxがおすすめです。

ここではシンママ向けのスマホ代節約術として、何故、格安スマホがオトクなのかについて詳しく解説していきます。

格安スマホはなんで安いの?安さの理由と秘密とは!?

格安スマホ(=格安SIM)の料金プランは、Softbank、docomo、auの三大キャリアと比較すると、とても安く見えますよね!?

何故、格安スマホの料金プランは安いのでしょうか?

その理由を説明するには、まず、そもそも大手の三大キャリアが何故高いのかについて触れなければなりません。

これは、三大キャリアがそれぞれ自社独自の通信回線を保有しており、その維持費に莫大な資金が投じられているためです。

通信回線を独自に開設するためには、初期投資として巨額のお金が掛かったのは勿論ですが、実は、その通信回線網を維持をするだけでも、年間数千億円がかかるのです。

これらのコストは、ユーザーから回収しなければ会社は回らないので、三大キャリアはなんとかして顧客を囲い込もうとします。

その為の主な手段が、高価な携帯端末の分割返済プランと、無制限のかけ放題オプションです。

このような仕組みにより、三大キャリアでスマホを契約すると、月々の料金は概ね、端末代+5,500~6,500円程度になり、合計で1万円を越える事も少なくないでしょう。

格安スマホのビジネスモデル

一方で、格安スマホは三大キャリアの通信回線をレンタルすると言う形のビジネスモデルをとっています。

正しくは、仮想移動体通信事業者と呼ばれていて、英語のMobile Virtual Network Operatorの頭文字をとって、MVNOとも呼ばれています。

MVNOとは、無線通信回線設備を開設したり運用したりせずに、自社ブランドで携帯電話やスマホなどの通信サービスを提供する事業者のことで、いわゆる格安スマホの業者がこれに当たります。

無線通信回線設備を開設したり運用したりしないため、三大キャリアのように通信網を開設するために巨額の初期投資もありませんし、通信網の維持費もありません。

主な出費は、三大キャリアへのレンタル料金になります。

そのため、ビジネスにかかる初期コストやランニングコストが安く済み、ユーザーから回収しなければならない金額も、安くなるのです。

格安スマホのメリット

格安スマホに乗り換えるメリットは、第一に、何と言っても「安い」と言う点が挙げられますが、それだけではありません。

実は、格安スマホには、三大キャリアでは「当たり前」とも言える「長い契約の縛り期間」が比較的短いものが多いのです。

近年では多少の改善の傾向が見られるものの、三大キャリアを契約する時にネックになるのが、2年間の契約期間です。

これは、2年以内に解約をすると1万円近い違約金が発生するというものです。

しかも、2年を経過しても、違約金無しで解約することができる解約期間は非常に短く限られているため、他社に好きな時に乗り換えにくい、と、ユーザーの多くが苦々しく感じてきた制度です。

格安スマホにも、これに近い制度はありますが、大抵が最低利用期間を6ヶ月から1年と短く設定しているのです。

以上のように、格安スマホの主なメリットは、安さと乗り換えやすさです。

従来のスマホの悩みの種の多くが、格安スマホでは解消されているのです。

格安スマホのデメリット

格安スマホを契約すると、経済的に大きなメリットがありますが、契約する前にデメリットも知っておかなければなりません。

格安スマホには、大手キャリアではないが故の、デメリットも残念ながらあるのです。

格安スマホの最大デメリットはキャリアメールがないこと

デメリットとして筆頭に挙げられるのが、キャリアメールが使えないと言う点です。

キャリアメールというのは、メールアドレスの後半部分が”xxxxxx@docomo.ne.jp”や、”xxxxx@softbank.ne.jp”となっている、携帯電話のキャリアが提供しているメールサービスです。

PHSやガラケーの頃は、携帯のメアドといえば、キャリアメールだったので、その頃から使っている人にはおなじみであり、親しみのあるメールアドレスです。

初めての携帯がiPhoneだったというようなスマホ世代は、スマホのメアドがGoogleのGmailであることが多いと思いますので、馴染みはあまりないかもしれませんね。

三大キャリアで契約すれば、PHSやガラケーの頃から使っているそのキャリアのキャリアメールを使い続けることができます。

しかし、格安スマホでは、各キャリア独自のキャリアメールが使用できなくなるのです。

その代わりに、Googleが提供しているGmail等のフリーメールを使用することになります。

メアドが変わるということは、住所が変わって引越しをすることに似ています。

家族、親戚、友人や知人に、キャリアメールのアドレスから、新しいメールアドレスになったことを連絡しなければなりません。

その手間がおっくうだということで、大手キャリアとの契約を続けるというユーザーが、高齢者を中心にそれなりにいらっしゃいます。

格安スマホはサービスが充実してない

2つ目のデメリットは、大手キャリアに比べてサービスが充実していないことです。

一方で、過剰なサービスを削っていることが格安スマホの料金プランが安く維持できている秘訣でも有るので、大手キャリアのサービスに価値を見いだせていない人にとっては、これは特に大きなデメリットでは無いかもしれません。

格安スマホを購入したら設定は自分でする?

直営店が無い格安スマホ会社と契約した場合、スマホの設定自体は全て自分で行わなければなりません。

と入っても、実は説明書通りに行えばそれほど難しくはありません。

それでも、大手キャリアのスタッフが親切丁寧に店頭で初期設定を一緒にやってくれることになれている人にとっては、戸惑うこともあるかもしれません。

自分で初期設定をすることに自信が無い方は「Y!mobile」や「UQ mobile」「楽天モバイル」といった、直営店がある格安スマホ会社を選ぶのが安心です。

格安スマホを選ぶ時の注意点と着眼ポイント

大手キャリアはSoftbank、docomo、auの3社ですが、格安スマホ業者は数多くあります。

様々な会社から異なるサービスプランが出ていますが、一体何を基準に選んだら良いのでしょうか?

格安スマホ業者を選ぶときのポイント

格安スマホに乗り換えた人の失敗談として「通信速度が遅くなって使いにくい」というものがよく挙げられます。

これは事実で、嘘ではありません。

その理由は、格安スマホが大手キャリアの回線をレンタルしているということにあります。

独自の通信回線を持たない格安スマホは大手キャリアの通信網に依存する形で使用することになるため、アクセスが多い時間帯になると、通信速度が遅くなることがあります。

格安スマホの通信速度は、その業者が大手キャリアとどのような契約を締結しているかによって変わるのか、各社によって通信速度が異なります。

当然、通信速度が早い格安スマホ業者の方が、相対的に通信速度が遅い格安スマホ業者よりも、値段設定は高くなります。

が、大手キャリアと比べると微々たるものです。

格安スマホにしても通信速度で困りたくない方は、各会社の通信速度を比較した上で、最低速度が早い業者を選ぶのが良いでしょう。

ついつい最高速度で比較してしまいがちですが、最高速度はアクセスが少ない深夜などの時間帯での速度に過ぎないません。

困るのは、アクセスが集中する時間帯での通信速度ですので、最低速度で比較するのが賢い比較方法なのです。

節約術の一環として格安スマホにしても、通信速度が遅くて使い物にならないとあっては本末転倒なので、格安スマホを検討している方は必ず、最低速度を比較しましょう。

通信速度で嫌な思いをしたくない方は、大企業が運営する格安スマホ業者にするのがおすすめです。

格安スマホなので料金は安いですが、使い心地は大手キャリアと比べてもほとんど遜色がありません。

格安スマホが登場したばかりの頃は、他にも「通話のかけ放題がない」とか、「ヘルプデスクに質問しにくい」などのデメリットもありましたが、2018年現在はそのようなことはありません。

かけ放題のオプションもありますし、質問はチャットできるようなサービスが導入されています。

大手キャリアと比べても特に違和感の無い水準だと言えるほどです。

高い通話料はSkype等で対策

格安スマホは通話料が高い、と言う話を聞くことがあります。

特に三大キャリアでは「かけ放題のプラン」をつけていたが格安スマホに乗り換えたら通話料が高くなってびっくりした、というような話もありました。

それは、以前は格安スマホにはかけ放題プランがなかったためです。

しかし2018年現在は、格安スマホにも、かけ放題はオプションがあります。

ただし、大手キャリアのように時間無制限でかけ放題ということではなく、5分や10分など決められた時間までならかけ放題と言うものが多いため、1時間ずっと通話しっぱなし、となると通話料金がかさんでしまうでしょう。

電話をする回数が多い人でも、要件だけで手短に済ませることができる人にとっては特に問題がありませんが、長電話をしたいと言う人にとっては少々ネックになります。

しかしこの問題には良い解決策があるので心配ありません。

SkypeやLINE通話などの無料通話サービスを利用すればよいのです。

Skypeはパソコン用と言うイメージがあるかもしれませんが、実はスマホ用にアプリもあります。

どちらも無料で登録できるアプリで、通話時間や料金を気にせずにいくらでも通話ができます。

長電話がしたい、という言う人でも、これらのアプリを使えば、問題貼りません。

光やWiMaxを利用してスマホのデータ通信を節約

格安スマホを使用する場合、気を付けたいのがデータ使用量です。

普通に使用している分には、大手キャリアより安く済む格安スマホですが、頻繁に動画を見たりゲームをプレイしたりしていると、データ通信量が増えてしまいます。

そうすると最終的には月額料金が大手キャリアとそれほど変わらないばかりか、高くなってしまうこともあり得るでしょう。

そこで、データ使用量を抑えるための工夫が必要になるのですが、こちらも賢い対策があります。

おすすめなのは、回線を引くことなくインターネットを使用できるようにするサービスである、WiMAXに契約することです。

スマートフォンにはWi-Fi機能がありますので、この機能でWiMAXからインターネットに接続するのです。

多くのデータを使用する場合には、格安スマホの回線を使うのではなく、WiMAXのWi-Fiを使うことで、データ使用量は問題なく節約できます。

まとめ

節約の基本は、固定費の見直しです。

何気なく当たり前のように使用しているスマホがもしもまだ大手キャリアのものである場合、格安スマホに乗り換えることを検討するのがおすすめです。

格安スマホなら月々の料金をぐっと抑えることができますし、大手キャリアだと「この機能いらないんだけどな……」と不満に思っていた部分を切り捨て、自分に本当に必要なプランを組むことができます。

ランチタイムや夕方以降など、アクセスが集中する時間帯では、多少通信速度が遅くなると言うデメリットもありますが、これはWiMaxを契約したり、最低速度が早い業者を選ぶことで回避することができます。

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