シンママが就職活動で成功する方法!面接に合格する6つのコツ
子連れで離婚するとシンママは女手1人で子供を育てなければならなくなるので、責任は重大です。
よほど資産に余裕がなければ、シングルマザーは一家の大黒柱として働かなければなりませんが、シンママが就職活動で成功するのは決して簡単ではありません。
ただでさえ子持ちだと自由に時間が効かず、就職活動の面接に行くのが難しいのに、面接で失敗を繰り返して就職活動が長引くと、ボディーブローのようにジワジワとダメージが蓄積されてしまいます。
そこで就職活動はサクッと成功させてしまいたい!というのがシンママの本音ですが、そのためには就職活動での面接を成功させる事が鍵となります。
この記事ではシンママが面接に合格するための方法を紹介していますので、就職・転職活動の面接に苦しんでいる方は、是非参考にしてみてください。
自己分析をしっかり行う
シンママが就職活動をするうえで何よりも大切なのが、実は自己分析です。
自己分析とは、自身の特徴や長所・短所、他にはない絶対的な強みを分析することです。
シンママは、雇用主からすると、育児のために毎日遅くまでは働けないというデメリットを背負っています。
それでもなお、「この人を雇いたい!働いて貰いたい!」と思ってもらえるような強みを、自分自分を自己分析して探し出すことが大切になります。
シンママであることをマイナスではなく、プラスとして転換できるようなアピールの仕方ができるとなおよしですね。
例えば、保育士であればすでに育児経験があることは保育の現場で仕事に直結して役立つ経験として語ることができます。
女性向けの雑誌の編集者やライターであれば、自分の恋愛や離婚経験を記事の校正で役立てることもできることでしょう。
等身大の自分自身を見つめ直し、シングルマザーとしての大変さや経験、日々頑張っていることをアピールポイントに活かせるように自己分析をして、面接に挑みましょう。
自己分析でアピールポイントをしっかりと確率することができれば、自然と自分自身に自信が付きます。
そうすると、面接でも思う存分自己アピールをすることが出来るようになり、合格に近づくことができますよ!
企業研究をしっかり行う
自己分析は大切ですが、自分ばかりを見ていては就職活動は上手くは行きません。
やはり欠かせないのが就職希望先の企業研究です。
企業研究は自分のアピールポイントや志向が、企業が求めていることとマッチしているかどうかを見極め、理解を深めることです。
就職ではついつい自分のやりたいことや自分の希望ばかりが先行してしまいがちですが、企業研究をしっかりと行っていないと、失敗してしまう可能性が高いです。
特に大切なのが子持ちやシングルマザーへの理解がどれくらいあるかどうかです。
シングルマザーに対する理解が無い企業にいくら応募しても不合格通知が届くばかりで、時間の無駄になります。
忙しい中効率的に就職活動を行うためには、脈の有りそうな企業に絞ることが成功の秘訣です。
シングルマザーであることを隠して面接に望んだ場合、もしもシングルマザーであることを快く思わない企業風土がある会社であった場合、いざ面接に進んだとしても、面接で辛らつなせりふを投げ掛けられてしまう場合もありますし、結局不合格となってこれまたお金と時間の無駄になります。
就職活動の成功をゴールとしてしまうと、シングルマザーであることを隠して就活したほうが成功しやすいと考えてしまいがちですが、長い目で考えるとむしろ逆です。
応募の段階からシングルマザーであることは伝えておいたほうが良いです。
それを理由に最初の段階で落とされた方が、1次面接、2次面接と進んで、時間もお金も使ってから落とされるよりも、ダメージは少なくなります。
しかも、最後までシングルマザーであることを隠し通して就職にこぎつけたとしても、今度は就職後が大変になります。
シングルマザーであることを知っていたら合格としないような企業に就職した場合、育児との両立は困難なこととなるでしょう。
子持ちのシンママだからこそ、勤め先の会社からの理解はとても大切です!
最近はシンママや共働き女性に対して理解を示し、積極的にそのような女性を採用している企業も増えています。
しっかりと企業研究をして、シンママに理解があり、育児をしながら働きやすい会社であるかどうかを分析した上で、面接する会社を選びましょう。
企業に自分を選んでもらうことも大切ですが、自分の中で譲れないポイントも重視して、自分も企業を選ぶ立場であるということを認識するのも大切です。
繰り返しますが、就職後に辛い思いをしないようにするためには、就職前に、妥協せずに、自分を理解して貰える企業を探すのがポイントです。
もちろん、子持ちのシングルマザーに理解を示さない企業の主義主張を批判して抗議し、意識改革や啓蒙活動を求めることも重要です。
しかし、まずは何はともあれ安定した収入を確保することが先決です。
そのような抗議運動や啓蒙活動を行いたい場合には、就職ができてから行いましょう。
面接で好印象を与える6つのコツ
就職面接で合格するためには、次の6つのポイントを抑えましょう。
シンママに理解のある会社でも、やはり面接での対応次第では不合格になってしまう可能性があります。
面接官は次のような部分を見ているので、しっかりと対策をねって注意しながら挑んでください。
1.見た目
やはり大切なのは見た目です。
これは、美人であれば良い、と言うわけではありません。
しっかりとスーツを着て行き、明るく真面目な外見でいることが大切です。
育児中で疲れていても、ぼさぼさの頭やノーメイク状態で面接に挑んではいけません。
ただし、企業によってはメイクをしすぎた女性を敬遠するケースもありますので、メイクは企業風土に合わせて変えるくらいの柔軟性は必要かもしれません。
印象を少しでも良くするためには、「普段着で良いですよ」という案内があったとしても、よほどの理由がない限りは、スーツで行くことをおすすめします。
2.対応
見た目以上に大切なのは、もちろん対応です。
言葉使いは丁寧にはっきりとて、明るくハキハキ答えるようにしましょう。
接客業ではなくても、愛想や明るさは大切です。
「この人と一緒に会社で働きたい」
そう思われるような気持ちで挑んでください。
3.態度と姿勢
話を聞く態度はとても大切です。
面接では自分の話をする場面が多いですが、面接官の話もよく聞くようにしましょう。
場合によってはグループディスカッションなどがあるかもしれませんが、そのような時には、ライバルの応募者の話を聞くことが重要です。
相手が何を言っているのかきちんと理解し、傾聴しているという姿を見せるようにしましょう。
自分をアピールするために、人の話を遮って自分の話をする、というようなことは間違ってもやらないように心がけましょう。
4.質疑
シンママの場合は子供についての質問もされるかと思います。
そのときには、きちんと正しく答えることが大切です。
このとき、嘘をつくのは得策ではありません。
受かりたいからといって返答を誤魔化したり、嘘をついてしまうと、就職してから大変なことになってしまいます。
また、質問に対して答えがわからない場合には、正直に答えがわからないことを伝えた上で、知ったかぶりはしないほうが得策です。
そのようなときには、わからないことはわからないとはっきりと言った上で、洞察力と推理力を駆使して、自分なりの仮説を論理的に説明する方が、ポイントをゲットできるかもしれません。
5.企業への質問
面接によっては、企業側から「何か質問はありませんか?」と問われる場面もあるでしょう。
そんなときには、気になることを聞くのが良いでしょう。
特にシンママであれば、有給や早退、子供が熱のときなどの対応が気になるかと思います。
こういった質問をするとマイナスポイントになるのではないかと危惧して効かないほうが良いという考えもありますが、「合格」をゴールとするなら、その戦略は正しいです。
しかし、ゴールは就職面接合格ではなく、就職による安定した生活を得ることですよね?
上記のような質問に対してお茶を濁した回答をしたり、悪く受け止める会社はシンママへの理解がある会社とは言えません。
うまいこと合格できても就職後に苦労するような職場である可能性が高いです。
そのような企業はむしろ自分から「お・こ・と・わ・り」して、他の、シンママへ理解のある企業を選ぶほうがいいかもしれませんね。
逆に、快く質問に答えてくれる企業であれば、シンママでも働きやすい職場環境が整った企業であると言えるかもしれません。
就職面接は、自分が選ばれる立場でもありますが、自分が選ぶ立場でもあることを忘れずに、しっかりと自分にあった企業なのかどうかを判断するようにしましょう。
6.挨拶
当たり前なことですが、挨拶は大切です。
しかし最近は、自分の子供よりも挨拶がきちんとできないオトナも見受けられます。
面接が始まる前の「よろしくおねがいします」、面接が終わるときの「ありがとうございました」、というお礼はもちろんのこと、場面場面における挨拶は始終忘れないようにしましょう。
面接は、企業の門を部屋に入ってから出るまで全ての態度を見られると思ってください。
最後まで気を抜かずに、言葉の一つ一つも全て合格につながると思って対応をしましょう。
まとめ
シンママが面接に合格する方法は決して難しくありません。
良い企業であればそれだけシンママにも理解があり、答えにくい質問にも答えてくれるはずです。
シンママは子供を育てなければいけない、1人で働かなければいけないからこそ、企業選びも難しいかと思います。
だからこそ、ここだと思った企業は逃さないように、面接対策を万全にして挑みましょう。
採用する側も、シンママだからと最初から不合格にしようと考えている企業ばかりではありません。
シンママに理解のある企業を探して、自分なりのやる気を見せて挑めばきっと面接に合格するはずです。
万が一不合格になった場合には、縁がなかったと思い割り切って次に挑み、合格を掴み取ってください。