シングルマザー向けイベントへの参加のすすめ

今はSNSの時代なので、昔に比べて簡単にPCやスマホでシングルマザーに関連する情報を得ることは出来るようになりました。

それでも日々の生活の中では具体的に、

「こんな時はどうすればいいんだろう、みんなどうしているのかな?」

と、不安になることは次から次へたくさん出てきますよね。

そんなときの解決策として、シングルマザー対象のイベントへのお出かけをおすすめします。

実際に私がイベントへ参加した体験を紹介しますので、参考にしていただければと思います。

シングルマザー向けイベントに行こうと決めたきっかけ

シングルマザーになりたての方、もしくは、これから離婚しようと考えていて、近いうちに、シングルマザーになる予定の方、シングルマザーにもうなっているけれどお子さんの気持ちや様々な事情を抱えて、周りのお友達やお母さん達にシングルマザーになった事実を伝えられないでいる方。

本当に様々な環境でひとり親として、皆さん頑張っていらっしゃいますよね。

しかし、シングルマザーは増えているとはいえ、自分の周りにはまだシングルマザーの同じ境遇のお友達がいないはという方も、結構いらっしゃると思います。

実は、私がシングルマザーになりたての頃の話ですが、別居という事情で子供の小学校を転校ました。

転校前の学校では、割とシングルマザーの方が多くいらっしゃいました。

ところが転校先では、専業主婦率と2世帯住宅率が高い、今どきでは珍しい土地柄だったのです。

数少ないシングルマザーがいたとしても、親と同居で車付き、中には仕事をしてない方もいらっしゃいました。

「これから自分一人で頑張ろう!」

そう決意している私とは、いろいろと価値観の違いを感じました。

そこで、自分と同じような境遇のシングルマザーと仲良くなりたいと思い、引越し先の市役所の相談窓口で「シングルマザーのサークルとかないですか?」と聞きに行っても「そんなのない」と一言。

新しい新天地では、身近に悩みを相談できる相手に巡り会えずにいました。

そんな時にフリーペーパーのイベント案内で、シングルマザー向けの講座が開催されるのを目にし、何かヒントになるかもとさっそく申し込んでみた次第です。

繋がれるって心強い!シングルマザー向けイベント参加のメリット

私が先日参加したイベントは、市の女性センターが主催の親子イベントの中のブースの一つで開催されました。

地域のNPOさんがシングルマザーへの支援も行っていこうと、最近発足された団体で、これは私にとって嬉しい話でした。

その日はスタッフの方、イベントの告知を見て初参加の方を合わせて10人近くのメンバーが集まりました。

仕事の悩みや個人的な悩みを打ち明けたり、子どもの学校生活におけるおもしろ話や経済的な対策など、色々な思いや質問が出たりして、あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。

皆さん一人ひとり環境は違いますが、同じひとり親として身近に頑張っている方の具体的な方法や、悩みへのアドバイスを聞けて、自分も頑張ろうとパワーをいただけました。

イベント会場は幾つかのブースに分かれていて、スタッフの方が利用できる奨学金について説明くださり、申請するための資料も用意してくださっていました。

他のブースでは、行政相談も開催されていたようで、わざわざ私たちのブースに出向いて下さり、

「何か困った時には、いつでもご相談ください」

と、声をかけて頂きました。

実は、長年シングルマザーをしていたのに、そのような相談窓口があるのを初めて知りました。

これもイベントに参加したからこそ知れた嬉しい発見でした。

その、NPOさんは今後も定期的にイベントを開催して行いくとのことです。

同じシングルマザーの仲間と繋がっていけるのは本当に心強いですし、有益な情報を得ることも出来るので、今後も参加させて頂きたいと思いました。イベントへ参加するデメリットとは?

市や県が主催するイベントでは、イベントの実行実績を記録するために、「写真を撮らせて欲しい」とお願いされることもあります。

基本的に写真を撮る前にはきちんと事前に声をかけて下さるので、その時にNGの方はお断りしましょう。

シングルマザー歴の長い方や、気にしないタイプの方は大丈夫と思いますが、まだ気持ちの整理ができていなかったり、事情を話せなかったり、話したくないという方は、事前にその旨を伝えておけば、皆さん受け入れてくれるので大丈夫です。

まとめ

シングルマザー向けイベントへ参加して、頑張っているシングルマザーの仲間と出会えたことは、私の日々の生活の支えになりました。

お住いの地域でも、様々なシングルマザー向けのイベントが開催されているはずですので、市の広報紙やホームページを確認したり、お子さんとお出かけした際に、図書館、児童館などでもそのような案内のリーフレットが置いてないか、ぜひチェックして足を運んでみてください。

きっと、悩みの解決の糸口が見つかったり、心の励みになったりすることがあるでしょう。

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