保育士就職支援資金とは?シンママにおすすめの支援制度

保育士資格の取得を目指し、高等技能訓練の制度を利用するなどして修学する場合、には「保育士修学資金」という資格取得を応援してくれる制度があります。

更に、無事養成学校を卒業し、保育士資格を取得できた場合には、保育士就業を考えている方向けに「保育士就職支援資金」という大変ありがたい制度もあります。

今回の記事では、「保育士就職支援資金」について、詳しくお伝えしていきます。

保育士就職支援資金目的とは?

保育士就職支援資金とは、保育士の離職防止や、潜在保育士の就職支援のために無利子で資金を貸し付けてくれる制度です。

更に、一定の条件を満たすと、返済が全額免除になることもありますので、保育士として働くことを考える方は必見です。

*潜在保育士とは、保育士資格を有するが、保育士として勤務してない方を指します。

このような制度が存在するのは、保育士の人材確保及び定着を図るためです。

ただし、注意点が2つあります。

1.保育士就職支援資金の利用には申請期限がある

保育補助者雇上貸付、未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付、就職準備金貸付には、申請期限があります。

それぞれ、勤務開始日から1年以内になりますので、制度の利用を考えている方は、忘れずに期限内に申請するようにしましょう。

2.保育士就職支援資金貸付制度を利用できる施設には制限がある

保育士就職支援資金貸付制度を利用できる施設は決まっているので注意が必要です。

保育士就職支援資金の対象となる施設

保育士就職支援資金を利用できる勤務施設には制限がありますが、保育所だけではありません。

保育所以外にも適用される施設がありますので、ご自身の勤務先が該当するかを確認する価値があります。

ただし、各都道府県によって異なる場合もあります。

下記は福岡県の例になりますが、詳細はご自身の自治体のホームページでご確認をお願い致します。

保育士就職支援資金の対象となる施設一覧

  • 保育所
  • 幼稚園のうち、預かり保育を常時実施している施設
  • 幼稚園のうち、認定こども園への移行を予定している施設
  • 認定こども園
  • 家庭的保育事業
  • 小規模保育事業
  • 居宅訪問型保育事業
  • 事業所内保育事業
  • 病児保育事業であって、県又は市に開始届出を行ったもの
  • 一時預かり事業であって、県又は市に開始届出を行ったもの
  • 山間地その他の地域において特例保育を実施する施設
  • 認可外保育施設のうち、地方公共団体における単独保育施策において保育を行っている施設
  • 企業主導型保育事業

保育士就職支援資金貸付制度による貸付の種類

貸付には、次の4つの種類があります。

ここでは、シングルマザー保育士が受け取りの対象となりうる3つの貸付を中心に紹介させていただきます。

1.未就学児をもつ保育士に対する保育料の一部貸付

対象

  • 未就学児をもつ保育士で、県内の保育所等に新たに勤務する方
  • 県内の保育所等で雇用されている未就学児をもつ保育士で、産後休暇又は育児休業から復帰する方

貸し付け条件

保育所等での勤務(週30時間以上)かつ未就学児の保育所等の利用

貸付限度額

保育料の半額(月額2万7千円以内)

貸付期間

1年間

2.就職準備金貸付

対象

保育士登録後1年以上経過した保育士であって、県内の保育所等に新たに勤務する方

(保育所や幼稚園等に勤務経験がある場合は、離職後1年以上経過していること)

貸し付け条件

保育所等での勤務(週30時間以上)

貸付限度額

40万円

貸付期間

1回限り

3.未就学児をもつ保育士の子どもの預かり支援事業利用料金の一部貸付

対象

未就学児をもつ保育士で、県内(指定都市を除く)の保育所等で勤務している方

貸付限度額

利用料の半額で、年額12万3千円以内

貸付期間

2年間

4.保育補助者雇用費貸付

この貸付は、保育者を雇用する施設側の内容であり、勤務する側(保育士や潜在保育士)には関係がないため、割愛させていただきます。

保育士就職支援資金への申請方法

保育士就職支援資金を利用するためには、以下の方法で申請ができます。

1.勤務先の保育施設が、貸付制度を利用可能な対象か市町村保育窓口で事前に確認する。

2お住いの地域の社会福祉協議会で申請書を入手する。

3社会福祉協議会や保育士支援センターで申請手続きを行う。

注意点:保育士就職支援資金の貸し付け条件や内容は、各都道府県によって異なる場合があります。詳細については、る場合がありま

保育士就職支援資金のメリット

保育士就職支援資金のメリットは主に次の2点です。

  • 無利子で借りられる

保育士就職支援資金はありがたいことに、無利子で借りることができます。

ただし、返還期間を過ぎると延滞利子が発生するので注意が必要です。

  • 条件を満たせば全額返還が免除になる

借りた保育士就職支援資金は、お住いの都道府県内の保育所等で、保育士として2年間継続して従事すると、全額、返還義務が免除になります。

全額返還義務の免除は大きなベネフィットです。

2年間以上保育士として働ける人にとっては、保育士就職支援資金はかなり利用する価値があります。

もちろん、2年間保育士として働くことができなくても、無利子で資金を借りることができるのは大きなベネフィットです。

就業可能期間の長短にかかわらず、保育士就職支援資金は活用するメリットがありますので、チェックする価値はありますよ!

まとめ

シングルマザーの中には、保育士になるために家事や、子育てをしながら、安易ではない環境で大変な努力を要された方もいらっしゃるでしょう。

晴れて保育士資格を取得できた場合には、保育士として勤務を開始する日から1年以内に、是非、保育士就職支援資金を申請しましょう。

保育士就職支援資金の制度は、保育士を経済的に支援してくれる素晴らしい制度です。

せっかく行政が準備してくれている制度ですので、制度の活用をぜひ検討してみてください。

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