シングルマザーの子供は本当にかわいそうなのか!?

シングルマザーになると、周りから色々と消極的なことを言われることがあります。

そして、言った本人には他意がなくとも、無責任な言葉に傷つくこともあります。

シングルマザーにとって、一番つらい言葉が「子供がかわいそう」です。

たいていの人は、子供がいて離婚しようとする人にこの言葉をいいます。

しかし、これほど無責任な言葉はありません。

シングルマザーの子供はかわいそう?幸せ?

子供がかわいそうなのか、幸せなのかは、実際にはその子供自身にしか分かりません。

母子家庭という同じ環境でも、子供が自分をかわいそうと思えばそうですし、逆の場合もあり得ます。

両親が揃っている家庭でも、裕福な家庭の子供でも、自尊心が低く自己肯定感のない子供は多くいます。

シングルマザーであることは、子供がかわいそうかどうかの絶対的な理由には決してなりません。

シングルマザーの子供がかわいそうだという人達の属性と意見

離婚時、あまりにも「子供がかわいそう」「子供のことを考えろ」と言われるので、なぜこの人たちはこんなことを言うのかと考えました。

実際に、「どうしてかわいそうなの?」と聞いたことがあります。

その答えは、「子供は両親がそろっていたほうがいいに決まっている。」「経済面で我慢することになる。」というものがほとんどでした。

そして、このようなことをいう人の中に実際にシングルマザーの人もしくは自分がシングルマザー家庭で育った人はほとんどいません。

シングルマザーのことを知らない第三者には、シングルマザーの家庭のことは分かるとは思えませんし、そういた人の意見は想像でしかありません。

シングルマザーに聞いてみた!母子家庭の子供は本当にかわいそう?

そこで、実際に他のシングルマザーの方から聞いた話や、私自身の経験から、シングルマザーの子供がどう感じているかを紹介いたします。

両親が揃っていなくても心が満たされている母子家庭の姉妹

以前失礼を承知で、先輩シングルマザーに「離婚したら子供ってかわいそう?」と相談しました。

そのお母さんは、毎日朝から晩まで働いて一生懸命二人姉妹を育てています。

「子供が自分をかわいそうと思わず、幸せと思えるような子育てをするように心がけている。」

それが、そのお母さんの答えでした。

私からみても、その姉妹は決してかわいそうには見えません。。

毎日、母親からの愛情たっぷりのハグなどのスキンシップや、向き合ってもらえる時間もあり、情緒も安定していて、学校でも特に問題なく幸せに過ごしているようです。

一方で、両親揃っていても、親の過干渉や無関心などによって寂しさや不安定さを抱えている不幸な子供もたくさんいます。「子供がかわいそう」という人たちは、実際のシングルマザーの生活を知らずに、単なる先入観で、無責任な主張をしているにすぎません。

実際にシングルマザーに育てられた子供の気持ち

実は、私自身も母子家庭で育ちました。

子供のころから現在に至るまで、自分をかわいそうだと思ったことはありません。

小学生の間は、子供同士は家庭の貧富の差に本人も周りもそんなに気づきません。

特に低学年は、遊べる子と遊ぶという傾向があるため、シングルマザーであることを理由に仲間外れになるという事はありませんでした。

高学年になると、身につけるものや習い事などで自分の家が裕福でない事はわかります。

また、自分の母親がシングルマザーであることも少しずつ理解していっていった頃です。

だからといって、自分がかわいそうだと思ったことはありませんでした。

私がこのように思うことができたのは、母の影響が大きいです。

母は、朝から晩までいつも働いて忙しそうでしたが、自分に誇りを持って生きていました。

私に対して「貧乏でごめんね。」や「寂しい思いをさせてごめんね。」など、謝ることも一切ありませんでした。

私は、母のこの一貫した子供に対する態度が、シングルマザーの子供がかわいそうにならないための重要なポイントだと思います。

シングルマザーの子供をかわいそうさせず幸せにするために

シングルマザーの子供がかわいそうだというのは根拠に基づいた事実ではなく、他人が決めた価値観でしかありません。

ただ、シングルマザーの子供がかわいそうになりやすい環境にいることも事実です。

例えば、経済な理由により衣服が新調できなかったり、流行りの玩具を持っていないと、いじめの対象になることもあります。

しかし、安い服でもサイズの合っているものを、きちんと着ていれば清潔に見えます。

確かに、ゲームや高価なおもちゃを持っていないと、話についていけずに仲間に入れないこともあるかもしれません。

しかし、子供が欲しいものを何でも買い与えることが、子供にとって良いこととは思いません。

子供が欲しがる物を与えないのや有効な育児方針でもある

確かに経済的に裕福でない場合、子供が欲しがるゲーム機や高価なおもちゃなどを買ってあげることが困難なことがあります。

そのため、母子家庭の子は、流行りのゲームや高価なものは持っていないことが多いです。

しかし、だからと言って子供がかわいそうな理由になるとは限りません。

何故ならば、ゲーム機やおもちゃなど、子供が欲しがる物を欲しがるままに与えることが、子育ての上で正解であるとは限らないからです。

子供が欲しがるおもちゃを好きなだけ買ってあげることのできる裕福な家庭であっても、家の方針でゲーム機や欲しがるおもちゃを買ってもらえない子供は沢山います。

実際、高学歴で教育に熱心な過程では、教育の一環として、子供にゲーム機や高価なものを敢えて与えないようにしている家庭は非常に多いです。

これらは学業の妨げになるというのも大きな理由の一つですが、そればかりではありません。

敢えて子供を経済的不自由な状況におくことで、子供のファイナンシャルリテラシーを育てようとしているのです。欲しいゲームを購入するために、自分でお小遣いを貯めたり、アルバイトをする、ことで、お金の管理方法を学んだり、お金の大切さを学ぶ良いきっかけにもなります。

さらには、ゲームをする代わりに、屋外でスポーツをしたり、親子で一緒に遊ぶ時間を作ったりすることもできます。

子供をかわいそうに思わせないために一番大切な事

何より大切なのは、親が自分の生き方に自信を持って子供に接することです。

離婚という大人の事情で、子供を振り回してしまっていると自分を責めてはいけません。

ひとり親であることを子供に申し訳ないと思う気持ちは子供に伝染して、自分、をかわいそうに思うようになってしまうのです。

家族の形態は変わってしまったけれど、子供に必要以上に申し訳なく思う必要はありません。

お母さんが心を強く、自信を持って生きていれば、子供も誇りを持って生きることができるのです。

まとめ

離婚をしてシングルマザーになったことによって、子供に負い目を持つ人はとても多いです。

そんな時に、他人の理不尽な「子供がかわいそう」の一言で更に傷つけられてしまいます。

シングルマザーの子供だからといって、必ずしもかわいそうなことは絶対にありません。

無責任な他人の言葉には耳を貸さずに、自分らしく自信を持って子供と過ごすことが大切です。

そうすることで、子供も自分も毎日、楽しく幸せに過ごすことができ、自尊心を持って成長することができますよ。

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